【全6回】仕事が速い人の朝一タスクの立て方③
今日のタスクを書き出す
前回、仕事が速い人は朝一のタスクスケジュールを立てる際に、他人のスケジュールを押さえるというお話をしました。仕事が速い人は誰かの時間を無駄に奪う事を避けたいと考えるので、誰かに時間を貰わなければならないとわかった時点で相手に「何の用件について、いつ、どのくらいの時間を貰えるか」を前もって確認します。
前回の記事はこちら
今日はその次のステップ「今日のタスクを書き出す」というポイントについてお話します。
今日のタスクを漏れなく書き出す
仕事が速い人は朝一に、今日こなさなければならないタスクを全て書き出します。昨日から繰り越しているタスク、メールやチャットから抽出したタスク、ミーティングや面談、自分のスキルアップに使う時間なども全てです。
また、タスクを書き出す時は一緒に期日と目安の所要時間も書き出します。これがなければスケジュールを立てられませんね。
タスクの重要度と優先度を見極める
タスクには様々な種類がありますが、これらは全て重要度と優先度によって振り分けられます。タスクを書きだすうえで「タスクの重要度と優先度を見極める事」が非常に大切です。仕事が遅い人はこれらを見極めず、目についたタスクから手あたり次第に取り掛かります。かく言う私も昔はこのタイプでした。次から次へとタスクが飛び込んでくるので半ばパニックになりながらも目に付いたタスクから進めてしまい、結果時間内に終えることが出来ずに残業になってしまったり、うっかりタスクが漏れて期日を過ぎてしまったり…。当時はよく上司に怒られていました(笑)
一方、仕事が速い人はタスクを下記の通りに振り分けます。
- 重要度が高く優先度も高いタスク
- 重要度が高く優先度は低いタスク
これらを可視化できる状態にしておくだけで、ぐっとスケジュールが立てやすくなります。ちなみに私が先日実際に書き出したタスクの一例はこんな感じです。
重要度が高く優先度も高いタスク(優先順に書きだす)
- 接客と後処理(★11時~ 所要時間:2時間半 ★17時半~ 所要時間:2時間半)
- お客様へ電話連絡(★15時 所要時間:30分)
- 明日までに取引先に提出する書類作成(所要時間:1時間※上長の承認が必要)
- 翌週から始める施策についてのプロジェクトミーティング(★16時~ 所要時間:1時間)
- 期日はまだ先だが他者から依頼された案件対応(所要時間:1時間)
重要度が高く優先度は低いタスク(取り掛かりたい順に書き出す)
- 課題に対する要因分析(所要時間:1時間)
- 課題解決に向けた改善施策スケジュール考案(所要時間:30分)
- 取引先情報の動画視聴(所要時間:1時間)
- メンバーへの展開資料作成(所要時間:1時間)★展開日6/11
重要度が高く優先度も高いタスクは主にお客様や取引先に関するもの、期日が迫っているもの、誰かが関わってくるものが多いですね。一方重要度が高く優先度は低いタスクは個人のスキルアップに関する学習や分析、また期日に余裕があるものに分けられています。
タスクの重要度と優先度、所要時間と期日を書き出すだけで、ぐっと頭が整理されませんか?あとはこれをパズルのようにスケジュールに落とし込んでいくだけです。次回は仕事が速い人がどのようにスケジュールを組み立てているかについてお話しますね。^^
Ayaho.m
仕事が速い人の朝一タスクの立て方④に続く…
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