ゆるふわ進化論

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【全6回】仕事が速い人の朝一タスクの立て方⑤

重要度が高く優先度は低いタスクを後回しにしない

 

 前回、タスクには「重要度が高く優先度も高いタスク」と「重要度が高く優先度は低いタスク」があるというお話をしました。

 

 

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確かに一日の中で最優先して取り掛かるべきは「重要度が高く優先度も高いタスク」ですが、かといって「重要度が高く優先度は低いタスク」を後回しにしてしまうと後から自分を苦しめてしまったり、目の前のタスクを達成することだけに意義を見出し、成長するために時間を使う事が出来ません。

 

「重要度が高く優先度も高いタスク」は短い時間で効率よくこなす

 

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 仕事が遅い人ほど一日の時間が無限大にあると錯覚します。余裕があると思うと(実際は錯覚だとしても)ついつい大切な時間を無駄遣いしてしまうのです。そのため「重要度が高く優先度も高いタスク」に対して必要以上にじっくりと取り組んでしまいがちです。一日の大半を「重要度が高く優先度も高いタスク」に費やし、一日の終わりに「ああ、今日こそやろうと思っていたのに」と、出来なかった「重要度が高く優先度は低いタスク」の山を眺めてため息をつくのです。

 

「重要度が高く優先度は低いタスク」はその名の通り優先度こそ低いものの重要度は高いため、後回しにし過ぎると徐々に自分が苦しい状況に陥ります。余裕のあるはずだった期日がギリギリになり、結果精度の低い成果になってしまったり、十分な振り返りや分析から改善案を導き出すことが出来ず、いつまでも成績が上がらない負のループに陥ってしまう事もままあります。

 

 一方、仕事が速い人は「重要度が高く優先度も高いタスク」を短い時間で効率よくこなすことが大切だと考えます。そして「重要度が高く優先度は低いタスク」に取り組む時間をしっかりと確保します。時間には限りがあります。これを仕事が速い人は当然心得ています。制限時間を決めて集中して取り組むことで、早い時間にタスクを終わらせましょう。

 

企業は成果が出せる社員を求めている

  

 企業はタスクをこなすだけの社員を「仕事をしている」とは認めてくれません。一昔前の企業であれば、ただ決められた時間に出社して、勤務時間中頼まれた仕事をこなしていれば一定の評価をしてくれていたかもしれません。

 

ただし今の企業はそんなに甘ったるいものではありません。全世界に猛威を振るっている新型コロナウィルスの影響もあり、売り上げに多大な打撃を受けた企業も多いでしょう。もはや企業は「ただタスクをこなすだけのロボット社員」は必要としていないのです。タスクを短い時間でこなそうが、長時間かけていようが、企業が見ているのは成果を出せる社員か、ただそれだけです。それならどうするか。成果を出す為の努力を、時間を捻出するしかないのです。

 

「重要度が高く優先度は低いタスク」は夕方までに取り組む

 

 さて、何を隠そう以前の私は「仕事が遅い」代表格社員でした。今の職場に入社した頃、学ぶべき事や成長すべき事がたくさんあるにも関わらず、私はそれらを後回しにしていました。やらなければいけない「重要度が高く優先度も高いタスク」を必死でこなした後、スケジュールの最後に時間があればやろう、と思っていたのです。当然そんな時間は生まれず、残業を良しとしない職場故、毎日追われるように退社していました。

 

いつまでたっても成果を出せない私を見かねて、上司がタスクスケジュールの見直しをしてくれました。そして一番に指摘されたのが「重要度が高く優先度は低いタスク」を確実に確保する事でした。

 

「重要度が高く優先度は低いタスク」を確実に確保する為にはスケジュールの最後ではなく、もっと早めの時間から取り掛かることが大切です。「重要度が高く優先度は低いタスク」こそじっくりと熟考しなくてはいけない場合も多いので、まだ頭が回転している夕方までには取り掛かるのがベストです。

 

 こうして捻出した時間に「重要度が高く優先度は低いタスク」に取り掛かることで、徐々に私は仕事が遅い人から脱却し、上司や同僚から「仕事が速いね」と声を掛けてもらえるようになりました。

 

 皆さんも「重要度が高く優先度は低いタスク」を後回しにしていませんか?もしそうなら、是非思い切って夕方までの時間に「重要度が高く優先度は低いタスク」を取り入れてみましょう。(制限時間を決める事も忘れずに!)

 

きっと達成感を感じる事が出来、効率もよくなりますよ!^^

 

Ayaho.m

 

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